コラム
2026.01.22 アクセス解析
広告もSNSも兼任…時間がないWeb担当者がやるべきこと3つ
「アクセス解析、やらなきゃいけないのは分かっているけれど、画面を見ただけで溜息が出る…」
「結局、どの数字が良ければ『正解』なの? 誰も教えてくれない」
もしあなたが今、そう感じているなら、それはあなたが不勉強だからではありません。
アクセス解析という分野が、あまりにも「専門用語」と「膨大すぎるデータ」に支配されているせいなのです。
私も同じでした。本業の合間に「Webのこともついでに見ておいて」と任され、
ネットで「アクセス解析 見方」と検索しては、聞き慣れない指標の数々に圧倒される日々。
「高度な分析術」を見ては、勉強する時間のない自分に焦りを感じていました。
でも、ある時気づいたんです。
「兼任担当者が、専門家と同じツール操作や分析をマスターする必要はない」ということに。
この記事では、忙しいあなたが限られた時間で成果を出し、
上司にも自信を持って報告できる「アクセス解析の生存戦略」を解説します。
「解析を勉強する時間」を「サイトを良くする時間」に変えるための、3つの具体的なアクションをお伝えします。
目次
「全部見る」から卒業する。兼任担当者のためのアクセス解析とは
アクセス解析の本来の目的は、数字をきれいに並べることではなく、
「今のサイトが良い状態か」を判断し、次の行動を決めることです。
多くのWeb担当者が、「ツールを使いこなして、すべての数字を把握しなければならない」という思い込みに苦しんでいます。
しかし、広告もSNSも兼務しているあなたが、詳細なデータマイニングに時間を溶かすのは得策ではありません。
- ツールを開くたびに「どこを見ればいいんだっけ?」と迷う
- Excelへのコピペ作業だけで数時間が過ぎ、分析までたどり着けない
- 上司に「で、結局どうなの?」と聞かれて答えに詰まる
こうした悩みは、情報の「引き算」ができていないために起こります。
専門家向けの高度な解析手法を一度忘れ、自分のサイトにとって本当に価値のある数字だけを見極める。
これが、業務効率化Webマーケティングの第一歩です。
【行動1】指標を3つに絞り「迷う時間」を強制的にゼロにする
アクセス解析をシンプルにする秘訣は、チェックする指標を「集客・反応・成果」の3軸だけに絞り込むことです。
アクセス解析ツールには何百もの項目がありますが、日々の運用で追いかけるべき数字はごくわずかです。
情報が多すぎると、本質的な変化を見逃してしまいます。
まずは以下の3つの視点だけを固定しましょう。
- ユーザー数(集客):サイトに何人来たか
- 反応率(関心):ページがどれくらいしっかり読まれたか
- 成果数(目的):問い合わせや購入が何件あったか
なぜこの3つだけでいいのか?
Webサイトの構造は、「人を集めて、興味を持ってもらい、行動してもらう」という流れでできています。
この3つさえ押さえておけば、
- 人は来ているのに、興味を持たれていない(=ページ内容の問題)
- 興味は持たれているのに、成果に繋がっていない(=導線の問題)
といった、サイトの「改善ポイント」がすぐに特定できるからです。
難しい滞在時間や経路分析は、この3つの数字に大きな変化があった時にだけ深掘りすれば十分。
普段は「この3つだけ見る」と決めることで、解析にかかる時間は1日5分まで短縮できます。
【行動2】「転記作業」を捨てて、レポートは自動更新の仕組みに任せる
毎月の手動集計を卒業するには、アクセス解析ツールと連動してグラフを作成するLooker Studioなどを導入し、
レポートを自動化することが不可欠です。
毎月、解析ツールから数字を拾い、ExcelやPowerPointに貼り付けて、前月比を計算する…。
この「転記作業」は、Web担当者にとって最も時間がかかり、かつ最も付加価値が低い業務です。
「一度作ればずっと使える」仕組みを構築する
Looker Studioのようなレポート作成ツールを使えば、一度設定するだけで、翌月からは「開くだけ」で最新のデータが反映されたレポートが完成します。
- 手入力による計算ミスやコピペミスがゼロになる
- 期間を切り替えるだけで、先月分も今月分も瞬時に表示される
- 上司へはURLを送るだけで、いつでも最新の状況を共有できる
詳しい自動化のメリットや設定の考え方は、過去記事「Looker Studioで「GA4レポート」を自動更新する方法」でも解説していますが、まずは「手作業を減らす」という強い意志を持つことが重要です。
自動化で浮いた時間を、新しいバナーの案出しやコンテンツの企画といった、人間にしかできないクリエイティブな仕事にあてましょう。
【行動3】上司への報告は「専門用語」を日本語に翻訳して伝える
上司に評価されるWeb報告のコツは、解析ツールのカタカナ用語を使わず、
中学生でもわかるような日常の言葉で状況を説明することです。
兼任のあなたの上司も、解析ツールの仕様や専門用語を勉強する時間はありません。彼らが知りたいのは、「予算や時間を使って、どんな結果が出たのか」という事実と結論だけです。
専門用語を「日本語」に翻訳する例
- × 「セッション数が15%増、直帰率が改善しました」
- ○ 「サイトへの訪問が15%増えました。内容をしっかり読んでくれる人も増えています」
- × 「コンバージョンに至るまでのラストクリックが~」
- ○ 「最終的に問い合わせをしてくれた人のきっかけは、この記事でした」
報告に添える「魔法の3ステップ」コメント
レポートに数字を並べるだけでなく、以下の3つを1行ずつ添えるだけで、報告の質は劇的に上がります。
- 事実:「今月は、検索からの訪問者が先月より100人増えました」
- 理由(仮説):「先月公開したお悩み解決記事が、検索されやすいキーワードだったためです」
- アクション:「来月も似たテーマで記事を追加し、さらなる集客を狙います」
この「事実・理由・次の打ち手」が揃った報告は、上司にとって最も安心できる、価値のある情報となります。
まとめ:アクセス解析は「作業」ではなく「判断」のためにある
兼任Web担当者の使命は、アクセス解析を極めることではありません。
「解析から得た気づきを、次の施策に繋げて売上や貢献を最大化すること」です。
- チェックする数字を最小限に絞る
- レポート作成はツールで自動化し、自分の手を空ける
- 上司には「翻訳された言葉」で結論だけを伝える
この3つのステップを実践するだけで、あなたの業務効率化は飛躍的に向上します。
「時間がない」と焦る日々を卒業し、Web担当者として本来やるべき「攻めの施策」に、
もっと情熱と時間を使っていきましょう。
もっとシンプルに、もっと正確に
「自動化が大事なのは分かったけれど、設定する時間すら惜しい……」
「自分の集計方法が本当に正しいのか、誰かに保証してほしい」
そんな忙しい担当者のために生まれたのが、弊社の自動配信レポート「ブンセキー」です。
ブンセキーは、Google Analyticsのデータを自動で連携し、「上司にそのまま出せるレポート」をメールでお届けするサービスです。
・業界最安のサブスク
1日当たり80円で、シンプルなレポートが届きます。
・直感的なデザイン
Looker Studioなどの設定に悩む必要はありません。
・制作会社のノウハウが凝縮
数多くのサイトを改善してきた視点で、変化がひと目で分かります。
「ツールの操作を覚える時間」があるなら、その時間をクリエイティブなアイデア出しに使ってほしい。そんな思いから生まれたブンセキーの利便性を、ぜひデモ画面で体感してください。