コラム
2025.12.18 Google Analytics/GA4
GA4が苦手でも大丈夫!Web担当者が数字を味方につける方法
GA4を開いた瞬間、正直ちょっと身構えてしまう。
どこを見ればいいのか分からない。数字は多いのに、何を判断すればいいのかが見えない。
Web担当を任されたばかりの頃、私自身も毎回そんな気持ちでした。
しかもWeb担当は専業ではない。
本来の業務があり、ついでにWebも見ている。
勉強する時間は限られていて、GA4の公式ヘルプをじっくり読む余裕もない。
それでも月に一度は「今月どうだった?」と聞かれる。
この状況、かなり多くの中小企業のWeb担当者が経験していると思います。
この記事では、GA4を「理解する」ことを目標にしません。
数字が苦手なままでも、上司に説明できる状態になること。
そのために必要な考え方と、最低限見るべきポイントだけを整理します。
目次
GA4が苦手に感じる理由は「あなたのせい」ではない
まず、はっきり言っておきたいことがあります。
GA4が難しいと感じるのは、あなたの理解力の問題ではありません。
GA4を使い始めて、
「難しい」「分からない」と感じるのは、ごく自然です。
なぜならGA4は、
- 専門用語が多い
- 指標の定義が直感的でない
- 画面構成が分かりにくい
という特徴を持っています。
GA4はそもそも専門家向けに作られています。
マーケター、アナリスト、広告運用者など、数字を見ることが仕事の人たちがメインユーザーです。
一方で、兼任Web担当者は「結果を把握して報告する」ことが役割です。
求められているレベルが違います。
特にWeb担当を専業でやっていない場合、GA4に時間を割くこと自体が難しいはずです。
だからまずは、
「GA4が苦手=向いていない」ではない
という前提を持つことが大切です。
GA4は、
「得意な人が使うツール」ではなく、
「必要な人が最低限使えればいいツール」です。
GA4は「分析ツール」ではなく「状況確認ツール」
GA4という名前から、「分析しなければいけない」と思われがちです。
ですが、Web担当者にとってのGA4は、分析ツールではありません。
今、サイトがどういう状態かを確認するツール。
この認識で十分です。
原因を深掘りするのは、必要になったタイミングで構いません。
まずは、
- 人は来ているか
- 成果は出ているか
- どこから来ているか
この3点が分かれば、Web担当者としての役割は果たせます。
原因の深掘りや改善案の立案は、余力があるときで構いません。
まずは「状況を把握できている状態」を作ることが最優先です。
Web担当者がGA4で知るべきことは3つだけ
GA4の理解を難しくしている原因は、
「指標が多すぎること」と
「全部理解しようとしてしまうこと」です。
ですが、Web担当者が知っておくべき指標は多くありません。
結論から言うと、
次の3つだけ押さえておけば十分です。
- アクセスは増えているか
- 成果は出ているか
- どこから来た人が成果につながっているか
これをGA4の指標に当てはめると、
- ユーザー数
- コンバージョン(キーイベント)
- トラフィック獲得
になります。
この3つが揃えば、報告に必要な情報はほぼ完成します。
数字が苦手でも見るべき指標はこの3つ
GA4には大量の指標がありますが、
Web担当者が毎月見るべきものは、正直この3つで十分です。
ユーザー数
「どれくらいの人がサイトに来たか」を見る指標。

ユーザー数は、
サイト全体の状態をざっくり確認するための数字です。
「なぜ増えたのか」「なぜ減ったのか」を考え始めると、途端に難しくなります。
ですが、月次レポートの段階ではそこまで不要です。
まずは、前月と比べてどうだったかを見るだけで十分です。
増えていれば、「露出が増えている」。
減っていれば、「どこかで流れが落ちている」。
この認識で問題ありません。
理由を聞かれたら、「詳細は今後確認予定です」と正直に伝えても大丈夫です。
数字を把握していないことの方が、よほど問題になります。
コンバージョン数(キーイベント)
成果が何件発生したかを見る指標です。

問い合わせ、資料ダウンロード、申し込みなど、
ビジネス上「成果」と呼べる行動を数値化したものです。
上司にとって最も重要なのは、この数字です。
今月は何件あったか。
前月と比べて増えたか、減ったか。
この2点だけでOKです。
「なぜ減ったのか」「どのページが悪いのか」まで追い始めると、時間が足りなくなります。
まずは成果の有無を把握できていることが大切です。
流入元(チャネル)
どこから来た人が成果につながっているかを見るためです。

広告なのか、検索なのか、SNSなのか。
ここを見るだけで、
- 何が効いているか
- 何が伸びていないか
- 何に注力すべきか
が見えてきます。
GA4画面で最低限確認できればOKなレポート
GA4を使った月次確認は、次の流れで十分です。
- ユーザー数を見る
- コンバージョン数を見る
- 流入元別に確認する
- 前月と比べて増減を見る
この4ステップだけで、「今月どうだったか」は説明できます。
GA4は“毎日触るツール”ではありません。
月1回、状況を確認できればOKです。
「数字が語れない」レポートから抜け出すコツ
GA4が苦手な人ほど、
こんなレポートになりがちです。
- 数字がずらっと並ぶ
- 事実だけ書いてある
- 結局どうなのか分からない
GA4の数字をそのまま並べても、報告としては伝わりにくくなります。
大切なのは、
数字の前に、必ず「一言まとめ」を入れること。
例)
今月のまとめ:
アクセス数は増加したが、成果にはつながっていない。
この一文があるだけで、数字を見る側の理解度は大きく変わります。
GA4は、結論を裏付けるための材料として使いましょう。
上司が納得しやすい説明の型
数字が苦手でも、
この型を使えば説明できます。
① 結果 → ② 理由 → ③ 次にやること
例)
結果:問い合わせ数は前月比マイナス。
理由:検索流入が減少しているため。
次にやること:検索流入が多いページの改善を行う。
GA4の数字は、この「理由」を裏付けるために使います。
完璧な分析は不要です。
「把握している」「考えている」ことが伝われば十分です。
GA4と無理なく付き合うための考え方
GA4は、毎日見る必要はありません。
むしろ、見すぎると数字に振り回されます。
月1回、
決まった指標を、
決まった手順で見る。
これだけで、Web担当者としての役割は果たせます。
まとめ:GA4は「理解」より「付き合い方」
GA4は難しいツールです。
ですが、Web担当者に求められているのは「専門家レベルの理解」ではありません。
- GA4が苦手なのは普通
- 全部理解しなくていい
- 見る指標は絞っていい
- 大事なのは“説明できること”
GA4は、使いこなすものではなく、うまく付き合うもの です。
数字が苦手でも、
Web担当者としての役割は十分果たせます。
今日からは、GA4を「怖い存在」ではなく、
“必要なときに使う道具” として向き合ってみてください。
それだけで、
レポート作成のハードルは、きっと下がります。
GA4を“毎月開かなくていい”状態にする方法
正直なところ、GA4を毎月じっくり見る時間はありません。
だからこそおすすめなのが、
・数字を見る頻度を減らす
・まとめられた形で受け取る
という考え方です。
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