コラム
2025.11.06 Google Analytics/GA4
GA4とは?初心者でも10分でわかるGoogle Analytics
「Google Analyticsを見ても、何が大事なのか分からない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
私も以前はまったく同じでした。
アクセス数やセッション、イベントなど、横文字ばかりで、数字の意味がよく分からず、「上司に報告する資料を作るだけ」で精一杯。
でも実は、GA4(Google Analytics 4)は“すべての数字を見る必要はない”ツールです。
大事なのは、「ユーザーがどんな行動をしたか」だけを見られるようにすること。
この記事では、Web担当初心者でも10分で理解できるように、GA4の仕組みと、まず見るべき基本レポートをやさしく解説します。
最後に、毎月のレポート作業をラクにする方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
GA4とは?初心者にもわかるGoogle Analyticsの特徴
GA4(Google Analytics 4)は、Googleが提供するアクセス解析ツールです。
Webサイトやアプリでのユーザーの行動を「イベント」として記録し、「どんな経路で来たのか」「どのページで何をしたのか」を把握できます。
従来のAnalytics(UA)はページ単位での計測が中心でしたが、GA4は「ユーザーの行動」を軸にしているのが最大の特徴です。ページを見た・クリックした・動画を再生した、こうした行動を1つずつ記録し、ユーザーの体験をより細かく理解できます。
つまりGA4は、単なるアクセスカウンターではなく、「成果につながる行動を見つけるためのツール」 なのです。
GA4で見るべき数字はたった3つ
GA4では、見るべき指標を絞ることが大切です。
初心者のうちは「全部見よう」と思わず、次の3つだけに注目してみましょう。
ユーザー数
サイトに訪れた「人の数」です。
1人のユーザーが何回アクセスしても「1」としてカウントされます。
たとえば、1か月でユーザー数が2,000なら、2,000人のユーザーがあなたのサイトを見たということ。
この数字を追うことで、「認知が広がっているか」が分かります。
セッション数
セッションは「1回の訪問」を意味し、サイト内へユーザーが訪問してからサイトを離脱するまでの一連の操作のことです。
同じユーザーが朝と夜にサイトを開けば、セッションは2回です。
つまり、ユーザー数とセッション数を比べると「どれくらいリピートされているか」が分かります。
ユーザー数が1,000でセッションが2,000なら、「1人が平均2回訪問している」状態です。
キーイベント(コンバージョン)
あなたのサイトの目的(例:資料ダウンロード、問い合わせ、購入)を達成した回数です。
GA4では「イベント」を設定しておくことで、ボタンクリックや送信完了を自動で記録できます。
成果に直結する数字なので、月次報告ではキーイベント(コンバージョン)中心に確認すると効果的です。
この3つを押さえるだけで、
「サイトがどれだけの人見られ」「どれだけ読まれ」「どれだけ成果につながったか」が一目で分かります。
GA4を完璧に理解するより、まずはこの3つの指標を日常的にチェックすることから始めましょう。
初心者でも使える!見るべきレポート3選と操作手順
GA4は画面が複雑そうに見えますが、慣れれば操作はシンプルです。
ここでは、初心者でも“ここだけ見ればOK”という3つのレポートを紹介します。
それぞれ、実際の操作手順も簡単に解説します。
ユーザー獲得レポート(ユーザーがどこから来たか)
- 目的:ユーザー数を流入経路ごとに確認
- 操作手順:

- 左メニュー「レポート」を選択
- 「ライフサイクル」→「集客」→「ユーザー獲得」を選択
ライフサイクルが表示されていない場合は、左メニュー「ライブラリ」→「コレクション」より「ライフサイクル」を公開 - 画面左上のプルダウンで、表示したい期間を設定
- 表示される表で「総ユーザー数」「新規ユーザー数」「リピーター数」を確認
- ポイント:どの流入経路がユーザーを多く集めているかも確認できます
主な流入経路は下記の通りです
Direct:URLを直接入力した、またはブックマークからの流入
Organic Search:GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した流入
Paid Search:Google広告やYahoo!広告など、検索結果の広告からの流入
Referral:他のサイトのリンクからの流入
Organic Social:SNSの投稿(広告ではない自然な投稿)からの流入
Paid Social:SNS広告からの流入
Unassigned:GA4が分類できなかった流入
ページ別レポート(どのページが見られているか)
- 目的:入口になっているページのセッション数・ユーザー数・キーイベント数を確認
- 操作手順:

- 左メニュー「レポート」を選択
- 「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「ランディングページ」を選択
- 画面左上のプルダウンで、表示したい期間を設定
- 「セッション」「アクティブユーザー」「キーイベント」を確認
- ポイント:アクセスの量によってSEO/広告/SNSの効果を判断することができます
コンバージョンレポート(どれだけ成果があったか)
- 目的:キーイベントを確認
- 操作手順:

- 左メニュー「レポート」を選択
- 「エンゲージメント」→「イベント」を選択
- 画面左上のプルダウンで、表示したい期間を設定
- 「フィルタを追加」を選択し、右側に表示された設定画面で下記の通り設定し、「適用」
・ディメンション:キーイベント
・マッチタイプ:完全一致
・値:true
- ポイント:キーイベントが複数ある場合は、どのキーイベントがどれだけ成果があったかを確認することができます
上司への報告にそのまま使える!レポート構成のコツ
GA4の数字をそのまま報告しても、上司には伝わりにくいもの。
大切なのは、「変化」と「理由」をセットで見せることです。
たとえば、
- 「検索流入が前月より20%増えました」
- 「SNS経由の流入は減りましたが、代わりにブログ記事からの流入が増えています」
このように“なぜ増減したか”を一言添えると、成果報告として説得力が上がります。
また、レポートにグラフや色をつけて見せると、数字に苦手意識がある人にも理解されやすくなります。
「Looker Studio」を使えば、GA4のデータを自動でグラフ化して、毎月の報告に使えるレポートを簡単に作成できます。
まとめ:GA4は「数字を見る」より「行動を理解する」ツール
GA4(Google Analytics 4)は、難しいツールに見えて、実は“行動を見える化する”ための味方です。
すべての数字を見る必要はなく、
- ユーザー数
- セッション数
- キーイベント(コンバージョン)数
この3つを押さえるだけで、サイト改善の方向性はつかめます。
レポート作業は、ツールをうまく使えば自動化も可能です。
数字に苦手意識があっても大丈夫。
まずはGA4を“理解すること”より、“使って成果を伝えること”から始めましょう。
レポート作成を自動化するなら「ブンセキー」
GA4の画面操作に慣れても、毎月のレポートづくりは手間がかかります。
Excelにコピーしたり、スクリーンショットを貼ったり…その時間がもったいないですよね。
ブンセキーならアクセスデータを自動で反映し、レポートの定期配信もできるから、そのまま上司に送信できます。